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猫飯ではメダカの卵も販売していますので、その後の管理方法を書いていきたいと思います。
メダカを早く大きくする方法も書いていきます。
メダカの卵が到着したら、容器を加温してある水に浮かべ15分ほど温度を合わせます。
次に、卵を管理する容器を準備します、水温は25度~30度、1リットルでメチレンブルー2滴を入れ水溶液を作ります。
卵を入れ、育成容器の水量が1リットル程度でしたら、毎日水換え、2リットルなら2日に一度メチレンブルー水溶液の水換えします。
その間、カビた白い卵や、無精卵は必ず取り除いてください。
そのまま管理していると卵が孵化してきます。(卵は大体25度で10~12日で孵化、30度で7~8日で孵化、35度で5日程度で孵化)
孵化した稚魚はそのままメチレンブルー水溶液に入れておくと3日ほどで死んでしまうため、1~2日経過で別容器に移します。
移し方は稚魚が数匹産まれてきたら水ごと5リットル程度の「水ができた育成容器(育成容器は40~45センチ水槽がお勧め)」に入れる(メチレンブルー水溶液が薄くなるので大丈夫)
まだ孵化していない卵は孵化するまでメチレンブルー水溶液で同じ管理をします。
5ℓ程度の育成容器で、大体50匹程度の稚魚を育成します、一度に育成する魚の孵化期間は10日以内に抑えないと大きさに差が出てしまうので注意。
育成は高温の方が稚魚が早く大きくなります。
28度~30度がお勧め。
育成容器は5日程度で水換えをします、メチレンブルー水溶液をさらに薄くすることが目的です※薄くしないと微生物がわかないため。
水換えは、細かい網を通してサイフォンの原理を利用して行うと良いです、網に稚魚がくっつかないように注意します。
稚魚は生まれて3日から餌を食べるようになります、そのころに初期餌としてゾウリムシを与えます。
ゾウリムシは容器の下から7~10センチ以下あたりにたまるため、育成容器の水量は7~10センチにします。※稚魚に効率よく餌を与えるポイント!
稚魚は泳ぎが弱いため水面に油膜が張りやすいです。
容器には弱めのエアレーションをして日当たりの良い場所においてください、油膜対策と水中の微生物を増やすことができます。
栄養価の高い人工飼料も与えます、1日1回。
良い餌の判断基準として、
・粒がそろっている
・原材料そのままではなく、加工されている
・価格が高い(100gで500円以上)
・評判が良い
・餌食いが良い
・タンパク質50%以上(水の汚れが早いが成長も早い)
※人工飼料は食べ残すと腐敗するため、ヒメタニシ、ラムズホーン、サカマキガイ、ヒラマキガイなどを入れると効果的です。
巻貝はメダカの卵を食べてしまうため、孵化後に入れます。
孵化後15日程度経過すると、10ミリ以上に育ってくると思います、そのころから水量を増やします(10リットル程度)
稚魚も深くもぐることができるようになるので、水深を深くしても大丈夫です。
ゾウリムシと共に餌は1日2回与えます。
早く大きくしたい場合はブラインシュリンプ、ミジンコを合わせます。
孵化後30日程度になると、大きいもので15~20ミリ程度になります。
餌を活発に食べるため、1日3回餌を与えたいです。
管理する時間が足りない人は、朝ブラインシュリンプかミジンコを入れておくと良いです。
稚魚の大きさに差が出てしまった場合は、大きな稚魚を別の育成容器に移します。
大きさ別に分けないと小さい個体は大きくならないか死んでしまうこともあります。
孵化後40日を超すと、産卵できる個体も出てきます。
ブラインシュリンプ、ミジンコ、ゾウリムシを使いながら、人工飼料を与えます。
人工飼料は常にメダカの口の大きさいっぱいの粒の大きさを与えるとメダカが早く大きくなります。
なかなかメダカが大きくならない場合は、魚の入れすぎか、エサが少ない、エサの栄養価が低い、などが考えられます。
猫飯では多くの方が「メダカの卵」を購入してくださっていますので、この記事が少しでもお役にたてば良いと思います。
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